川越駅前に計画したダイニングです。ハンバーガー屋の店舗から、海をテーマにしたシーサイドダイニング店へのリノベーションである。
私たちが店舗作りに最も重要視していることはメニュー構成、オペレーション、インテリアだと考えます。そのどれか一つでも欠けてしまうと顧客は遠のいてしまう。全てが一貫性を持ってターゲットに訴求できていることが大切ではないか。
Teteでは海鮮料理と肉料理を合わせたシーサイドダイニングを目指し計画した。
インテリアデザインには、海の家で食事をしているような空間を大切にし、木で組んだフレームに白い塗装を施した。バーカウンターには古材を利用しオーナーさんに塗装してもらうことで、味わいのある空間になった。
また、エントランスにある照明は由比ヶ浜で拾った流木を使用し、オリジナル照明を製作したことや貝殻入りのキャンドルや麻で作ったランチョマットなどテーブルコーディネートも行うことで、海の美しさを演出した。
この空間で海の空気感と最高の料理を楽しんでもらえますように。
*teteとはいろんな人の手と手が合わさってという意味