鎌倉駅東口から徒歩1分に計画した、日本の茶道をモダンかつグローバルに楽しめる店舗です。
店名にある「teaven」とは「Heaven」と「Tea」の造語で美味しさや驚きを表現しています。
私たちは、ターゲットを鎌倉観光に来る比較的若い女性に絞り、みんなに愛される店舗を目指した。
抹茶を使用したドリンク以外にも、玄米茶やほうじ茶をベースとしたものや、沖縄の紫芋、オーガニックのラベンダ−やバラの花びらを使用した色鮮やかなドリンクが勢ぞろいしている。
その華やかな見た目は「写真映え」はもちろん、楽しい気分を倍増させてくれます。
お茶室などによく使われる、聚楽土の土壁「大地の色」と岐阜の白土の土壁「雲の色」を用い、ミルクの色とほうじ茶の色、伝統と革新の二つの事象をグラデーションで表現し、ドリンクに現れる絶妙な美しさを店舗の象徴とした。
また、天井から150個ほど吊るされた手毬は、伝統的でありながらも、ターゲットの若い女性には新鮮に映るのではないかと想定している。
空間全体は鎌倉らしく上品な土と木材で構成し、カウンターにはつなぎ目がない左官素材で仕上げ、ドリンクが映えるように空間は極力シンプルに仕上げた。
新たなお茶との出会いが生まれる場になるよう願いを込めて。