豆と日々 オーナー
髙村遼馬
kusukusu inc. 代表
鈴木 竜
自然豊かな逗子・葉山エリアで愛される名店「アーセンプレイス」の立ち上げ・運営を経て、新たに東逗子でスタートを切った自家焙煎珈琲豆店『豆と日々』。
今回は高村さんに、新店舗立ち上げのきっかけから、東逗子という街を選んだ理由、そして地域の頑張るお母さんたちに届けたい温かな思いまで、お話を伺いました。

まずは、新店『豆と日々』を始めようと思ったきっかけから教えてください!
本店であるアーセンプレイスがオープンから10年以上経ち、お店としてしっかり落ち着いてきて、新しい店長さんも育ってきたというタイミングがありました。ちょうど代表交代の節目でもあったので、「次は自分自身のテーマに合ったお店を一から作ってみたい」と思い立ったのが最初のきっかけです。
開業の場所として、この「東逗子」を選ばれた決め手は何だったのでしょうか?
日常的なお買い物をする方も多く、地域の方々の「生活動線」に自然と入れる場所だったことです。逗子駅前のような観光地っぽいイケイケ感というよりは、地元の方のリアルな暮らしがしっかりと息づいている環境に惹かれました。家事や子育てを日々頑張っているお母さんたちに寄り添えるお店にしたかったので、この場所が一番しっくりきたんです。東逗子はこだわりのある良いお店が根付いて繁盛している印象もあり、街としてのポテンシャルも感じていました。
最初にこの物件を見た時の率直な印象はいかがでしたか?
正直、「思いっきり日常的なエリアだし、ここで本当に成立するのかな……?」という不安はありました(笑)。大家さんが建て替え後スケルトンの状態で貸してくださるピカピカの物件でした。スケルトンで完全に1から作る空間だったので、どのようなお店に仕上がるのかドキドキでしたね。

『豆と日々』という店名には、どのような思いが込められているのですか?
本店アーセンプレイスの2号店を作る案と、異なるコンセプトの新しいお店を作るか迷っている段階でした。 本店はワンちゃん連れのお客様がとても多いのですが、今回の物件はペット連れの入店が難しかったため、後者の案で進めようと考えました。
まずは自家焙煎の美味しい「珈琲豆」をしっかり届けたいという思いから【豆】。そして、日々の生活動線や暮らしに寄り添う存在でありたいという思いから【日々】。この2つを合わせて名付けました。
余談ですが、「アーセンプレイス 豆と日々」にする案もあったのですが、Instagramを立ち上げる時に間違えてそのまま『豆と日々』で発信してしまって(笑)。そしたらフォロワーさんが一気に増えて、「もう完全に『豆と日々』でいこう!」と決まりました。

今回、店舗のデザイン設計を「クスクス」に依頼された決め手は何だったのでしょうか?
家族で手分けして複数のデザイン会社さんに問い合わせをしていたのですが、クスクスさんはダントツで対応が早かったんです。本当に「即レス」で驚きました(笑)。実績を拝見して素敵なのはもちろん、コミュニケーションが一番スムーズだったことが最大の決め手でしたね。
何よりブランディングという観点でとても助けていただきました。お店を運営する中であれこれ付け足してしまうことがあったのですが、「削ぎ落とす」アドバイスをたくさんいただきました。おかげで、空間だけでなくメニューやコンセプトにも「余白」が生まれて素敵なお店に仕上がりました。
最初の打ち合わせで空間パースやレイアウトをご覧になった時のご感想は?
コンセプトの拾い上げ方が本当に素晴らしかったです!私が身につけていた真鍮の指輪を見て、その色合いや経年変化していく風合いから着想を得て内装を提案してくださって。過剰に着飾るのではなく、日々の暮らしにすっと馴染みながら、ほんの少し特別感がある。まさに私たちが目指す「日々」に寄り添う空間を具現化してくれたと感じました。

これからこのお店を、地域にとってどのような存在にしていきたいとお考えですか?
立ち上げ時期は私自身が現場に立って、毎日の営業と夜の焙煎に全力で向き合っていきます。ゆくゆくは通販や新店舗展開なども視野に入れていますが、まずは東逗子の地域にしっかりと根を張りたいですね。
最後に、お客様や地域の皆さんへメッセージをお願いします。
私自身も日々の生活の中で実感しているのですが、子育てやお仕事、家事を毎日こなすことって本当に大変なことだと思うんです。だからこそ、当たり前のように日々頑張っているお母さんたちや地域の皆さんが、ほっと肩の力を抜いて一息つける「止まり木」のような場所にしたいと思っています。お買い物帰りや日常のふとした瞬間に、美味しい珈琲と豆を求めて、ぜひ気軽にお立ち寄りいただけたら嬉しいです。
髙村遼馬さん ご協力ありがとうございました!
私たちも高村さんのお手伝いできたこと、誇りに思います。


